2020年7月13日発売の週刊少年ジャンプ2020年32号で、『ハイキュー』401話が掲載されました。 ハイキュー401話は、ネット越しに飛ぶ日向と影山。 強くなればより強い者が立ち塞がると思いながら日向は、影山のブロックを避けてスパイクを打ちます。 しかし、影山は辛うじて手で触れて止める事で、ボールは相手のコートに落ちず、日向達のコートへと落ちていったのです。 ブラックジャッカルの面々は万事休すと言った表情をしていましたが、日向は諦めずに足を伸ばして、踵にボールを上げました。 果たして、ボールの行方はどうなるのでしょうか。 本記事では、ハイキュー401話『約束』のあらすじと感想を紹介していきます。 ※ここから先はネタバレ注意です。 スパイクを打とうとジャンプする日向と、ブロックを決めようとジャンプする影山。 強くなれば絶対に目の前にはもっと強い誰かが現れる、と言う過去の自分が言った言葉を思い出す日向。 そして影山のブロックを見て、日向は右側にスパイクを打ちます。 しかし、影山は何とか手を伸ばして落とすことに成功したのです。 木兎、侑、佐久早は拾いたくても間に合わない状況なので、万事休すと言った状態です。 そんな中、日向はブラジルの時の経験を生かして、足を伸ばして踵を使ってボールを拾いました。 何とか上がったのでボールの下に入った侑はトスを上げようとし、日向は着地したと同時に逆サイドへと走り出しました。 その姿に影山と昼神は気を取られてしまい、我に返った時には侑が木兎にトスを上げていて、その木兎はスパイクを打とうとしていたのです。 そして木兎の渾身のスパイクが決まったので、ブラックジャッカルの勝利と終わりました。 入団したばかりの日向は嬉しそうな表情をしており、影山は悔しそうではあるものの悔いはありませんでした。 両チームの選手は握手を交わし、影山は日向に対して、来たな、と言うと日向は、来たぜ、と言いつつ、俺の1096勝1100敗、と言いました。 勝敗の事が耳に入った侑と木兎が日向に尋ねると日向は、影山とは高校時代からあらゆる競争から試合出場回数まで全部勝負している、と答えたのです。 日向は、ビーチの試合数を足してないから野良試合も入れていいか、と聞くと影山は、それなら練習試合分も足す、と言ったので侑は、聞いているだけで疲れる、と零します。 観戦していた谷地は、終わったね、と言うと山口も頷きますが、月島は、まだシーズンは始まったばかりだけど、と言ったので2人は、応援に行く、と言いましたが月島は、結構、と素っ気なく言います。 その頃、日向はクールダウンしていて、そんな彼の元にニコラスが子供のルーベンを引き連れて声を掛けます。 ルーベンと写真を撮ってくれないか、と頼むニコラスを前に日向はブラジル語で、勿論、と答えます。 このやり取りを聞いていた影山は、日向は何か国語喋れるんだ、と心の中で呟きます。 赤葦と宇内は木兎の取材をしていて、調子がムラムラだった頃の自分はもういない、普通になった、と言う木兎に対して赤葦は、普通ではないと思います、と答えたのです。 木兎は、まさか普通になった自分を見逃したのか、と言うと赤葦は、木兎と自分では普通のワードの認識に齟齬があるのでは、と思って、凄く普通だなと言う意味で、と訂正しました。 この話に宇内はついていけていませんでした。 その頃、日向は女性から、バレーボール協会の方が見えている、と言われて会うと、その人物は元音駒高校のキャプテンであった黒尾でした。 今の黒尾は日本バレーボール協会の競技普及事業部の一人で活躍しており、日向に名刺を渡します。 そして昔みたくフランクな感じで接しつつ、金が動いて経済が回って、沢山の人が熱狂して元気になって、人があんまし死なないのがスポーツであり、こんなにいたり尽くせりなものがあるか、と日向に言う黒尾。 その頃、影山は中学時代のチームメイトである国見と金田一に声をかけ、おっさんになってからでもじいさんになってからでもいいからまた一緒にバレーしよう、と言います。 金田一は即答で、やろう、と言うと国見は、仕事とかが休みだったら、と答えたのです。 この答えを聞いて笑む影山でした。 星海は柄長からインタビューを受けており、彼女から日向のことを聞かれると逆にそっちはどう思ったと星海は質問し返します。 柄長は、全てにおいてバランスが良くてあの体幹があらゆる事を可能にしている、と言うと星海は、セッティングと守備は日向に若干抜かれた感じがある、と答えます。 そして柄長の、凄いライバルが現れましたね、と言う質問に対する答えは、そうだけどそうじゃない、自分達が共に世界に倒す、と言うものでした。 それから月日が流れ、2021年になった事で東京2020年オリオンピックが始まり、有明アリーナでは日本代表になった日向と影山がいました。 日向や影山を始めとした妖怪世代が一同に会した長い試合は、日向が加入したばかりのブラックジャッカルの勝利で終わりましたね。 最後のプレーはブラジルでの経験がある日向の技術があったから、上げられたのではないかなと思いましたね。 日向がブラジルに行っていなかったら、まだ勝負は分からなくなっていたのではないでしょうか。 それ故に紙一重と言ったところだと思います。 そして試合を決めた木兎のスパイクも、日向が囮として動いたから決まったと思いますし、まさしく日向のファインプレーでしょう。 試合が決まった際の影山が笑顔だったのも、ブラジルでの経験を経て日向が大きくしていて、これからの日向達との試合を十二分に楽しむ事が出来るかもしれないという意味での笑みだと思います。 それ故に、来たなと言ったのでしょう。 そして黒尾がバレーボール協会の関係者になっている事には驚きでしたね。 殆どの卒業後の音駒の面々が誰も登場しなかったので、余計に驚いてしまいましたね。 次回はいよいよ最終回であり、日向と影山がオリンピック日本代表の一員として加わっているので、世界の強豪を相手に変人速攻を決めて、世界をあっと言わせてくれるのではないかなと思います。 2018.7.27 最新ネタバレ『ハイキュー! 最新ネタバレ『ハイキュー!!』385-386話!躍動する日向に全日本も注… ハイキュー!! 2018.1.20 【最新】ハイキュー!!影山飛雄の名言がかっこいい!プロフィールや声優は誰? ハイキュー!! 菅原は、そんでまた・・・と考える スポンサーリンク1才から姉のバレーボールにしゃぶりつく影山飛雄が、バレーにのめり込むまでに時間はかかりませんでした。祖父の教えと導きにより驚くほどに上達する影山は、小学生の時にバレーを長くしたいため故意にレベルを落としたプレーをします。しかし、祖父の一与は孫が悪いことをしたと自覚している様子を見ると、強くなれば目の前にもっと強い奴が現れてずっとバレーが出来ると、怒ることなく語りかけました。そして今、影山の目の前には、この試合を完全にBJカラーに染め上げた日向翔陽が躍動をしています。 Contentsそれではハイキュー!!第388話『最強の囮・2』の要点をまとめてみました。前回は赤ちゃん飛雄が萌な〜生い立ちから、現在に至るプロローグの接触編だとすれば、今回は大活躍のまさに発動編です。第一セットを先取されたADが、いかなる反撃の狼煙を上げるのでしょうか?時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。 祖父の金言を思い出しつつ、今までのBJの選手たちのプレーを振り返るADの背番号20。佐久早の取りづらいスパイクはパワーも増しているだろうし、レシーブが上手いのも厄介です。木兎は状況判断と咄嗟に反応出来る身体能力が半端ないです。宮侑のツーアタックは自分よりも思考が早くて悔しいです。そして日向。ウシワカのサーブを読み切り正面でレシーブする様子を見て、バランスが良いと評します。ビーチバレーで砂という不安定な足場の上で磨かれた抜群の安定感。トマスが中央から決めると、影山は思わず砂に対して恨み節です。 第2セットの途中経過は、BJ7- AD6。木兎はブロックされたボールを自ら右手に触ってフォロー。しかし影山は“バタついている”という場面でありながらも、敢えて後方の日向を宮侑が使う可能性を読んで速攻を1枚ブロックでワンタッチします。試合を観戦しながら武田先生は、影山-星海の変人速攻の可能性を鵜養に尋ねます。確かに星海は空中戦の達人です。その質問に鵜養は「できると思う」と答えつつ、ただ「やらないだけ」だと推測します。コートではその星海が影山のトスで狭いブロックの間を抜いてスパイクを決めました。日向と違い星海を100%活かすならば「はやさ」よりは「空中での余裕」という選択です。ネットを挟んで不敵な笑みを浮かべる影山を見て、宮侑はその心情をスパイカーの得点すらも自分のモノだと代弁してみます。それにしても試合は淀みなく進行していきます。今度は レフトからロメロ。攻撃が淡々と決まるのは、影山の混じり気の無い良いセットをしているからです。打つ方も観客も何の違和感が無いこと。かつての教え子が目立たない方が良いことに、武田と鵜養は微笑えましく影山を見つめます。 ドォ!!影山のジャンプサーブが日向と佐久早の間をノータッチエースで決まります。観客は一気に注目をします。これでBJ9- AD10と逆転です。影山の2回目のサーブはまたしても同じコースでしたが、これは日向が拾い佐久早が柔らかな手首でブロックを弾きます。星海が上げた長いボール。“来い、来い、来い”影山はワンハンドでレフトのロメロにトスを上げました。さらに3回目のサーブ。日向のスパイクは平和島がレシーブしますが、またもネットを越えそうな高さです。影山は後衛からツーアタックは無しですが、このくらいのボールはどこにでも上げてくる技術はあります。黄金川が怯えるくらいADは全員が助走してシンクロ攻撃に入ります。烏野時代は日向が影山を追い込む存在でしたかが、トップレベルは「次もくれ」とばかりに全員が日向状態の選手ばかりです。影山は誰を使う?すると影山の伸ばした両手はふいっと下げてしまいます。虚をつかれた日向の脇をボールが過ぎさります。今までどんなボールでも上げてきたからこその「触らない」という選択。スパイカーを誰も使わないという贅沢で ADが12点目とさらに点差を広げます。“俺もまだ負けてないぞ”ついに影山は4回連続のサーブになりました。 タイトルは前回に続いた“2”でしたが内容は全くの正反対でした。387話では影山に対する最強の敵が日向であり、今回は日向たちBJにとっての最強の敵が影山という感じです。第1セットの日向のように、第2セットは影山の独壇場。最後の1点はまさに“贅沢”。ブラジル代表キャプテンのロメロ、日本の大砲ウシワカ、小さな巨人の星海、 ADキャプテンの昼神という、まさに日向だらけの猛者たちを囮に使う大胆さ。迫力ある攻撃陣にトスを上げてもおかしくない状況に、敢えて当の本人はボールに触れることなくでした。サービスエースまで含めたこの活躍には、武田たちも意見を撤回するくらいに否が応でも目立ちます。さて次回の予想について。これで妖怪世代たちの昔話は、シリーズを通して佐久早以外は紹介された感があります。果たしてその佐久早のエピソードはあるのでしょうか。残念ながら東京2020五輪の開催が延期となりました。仮に終章のクライマックスを当初の開会式を予定した7月下旬に合わせているのならば、残りは3ヶ月程度しかありません。となると、第2セットは ADが既に奪取したという展開もありそうです。 ©Copyright2020
影山の過去.
最新ネタバレ『ハイキュー!!』387-388話!影山飛男の半生記!求めて… ハイキュー!! ハイキュー!
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