爆豪 貧血 小説

そんな中で土巨人と戦っている出久は早朝の時に飯田と轟にどうだったか、と話を聞いてみたが、爆豪は拗ねたような顔はしていたがそれでも大人しかったという。 爆豪の過去の己の行いなのだから一人で向き合いたい感じだったのだろう。 最終的には、 爆豪勝己と轟焦凍の中身入れ替わりネタ 4枚目のところ ... ↓憑依を中心としたTSF小説！ 憑依空間～憑依小説の世界～様.

僕のヒーローアカデミア. The novel "トラウマ克服" includes tags such as "相爆", "hrak【腐】小説100users入り" and more. 人気記事. デク 爆豪. ばくごうかつき薄い彼は幼少期から挫折を知らずに育った、いわば早熟型の天才であり、基本的に天性のセンスだけで状況を切り抜ける事が出来る。 ネーミングセンスはイマイチで、自身で挙げた仮ヒーローネーム『爆殺王』、『爆殺卿』は、いずれも母親は本人の要望曰く「全身ダイナマイト」。 個性は両方の掌を自身の後方に向けて連続爆発させ、推進力として高速移動を行う。爆発の強さやタイミングを細かく調整することで空中を動くこともできる。 上記の通り、出久とは幼馴染みである。 そんな出久が雄英高校に合格したこと、そして無個性だと思っていたら本当は強力な個性を隠していた（と勘違いした）ことが彼のプライドを大いに傷付け、異常なまでの爆発的敵意を見せていた。 爆豪が初めて同世代で自分より上と評価した相手であり、爆豪が一番を目指すキッカケとなった人物のひとり。戦闘訓練に於いて、凍結させる個性に驚愕させられ、彼の事もライバル視しており、「半分野郎」とあだ名を名付け、なにかといつも突っかかる。 緑谷や轟との関係などは上記へ ツッコミ役で天才肌も健在。女子より料理上手。 人気投票で第一回は3位だったものの、その後の精神的な成長が描かれたことにより第二・第三・第四回は1位を獲得するなど、作中でも高い人気を得ている。 そして爆豪は持ってきていたビニール袋を手にキッチンへ向かう。今更だが彼も見舞いに来た者で、袋の中には色々な食材が入っていた。 手を洗い終え戻ってきた頃には、爆豪がその食材を使って料理をしている。 「かっちゃんの手料理楽しみやわー」 でも爆豪は違う」 爆豪の"個性"は強力で応用も利くが、掌からしか放出できない。高い身体能力もあくまで人間の範疇に収まるものだ。悠がこれまで苦戦してきた飯田、上鳴、轟と比較して、爆豪はその強みを生かせていないように見えた。

僕のヒーローアカデミアの入れ替わりネタ漫画・イラストまとめ. 鬼滅の刃の入れ替わりネタ漫画・イラストまとめ. カップリング. タグ. 3. 爆豪勝己の股間に天羽悠の膝がめり込んでいる。　その膝を一度離し、さらに相手の髪を掴んで引き落とした。眉間が蹴り飛ばされる。　「お……！？」　「天羽が反撃した！」　「あれヤベー奴だ……」　　Ａ組の生徒が沸き立つ。防戦一方だった天羽悠がようやく攻勢に出たのだ。しかし攻撃方法が今までと違う。　体勢を崩した爆豪が苦し紛れに爆炎を放った。そして息をつかせぬ速度で右舷から強襲。それを悠は見もせず手刀で切って落とし、重い蹴りを爆豪の側頭部へ見舞うも、抜群の反射神経で相手はなんとか回避。　だが━━　『爆豪、追撃を貰ったーっ！！』　　避けた先に攻撃を置かれ、被弾する。思えばこの体育祭が始まって以来、彼が地面を転がる様を見た事が無いとほとんどの観客が思った。　そしてそれは、爆豪勝己を幼少期から見続けている出久も同じだ。　　掛け値なしの天才というのが爆豪である。雄英に来てからもそれは変わっていない。いやむしろ、自身を脅かす才を持った集団の中に置かれ、その攻撃性や出世願望は以前より遥かに増している。　　圧倒的なセンスと、尽きないスタミナ。そして強力無比な"個性"。彼は今に至るまでほとんど挫折というものを味わった事が無いのだ。高校入学前にヴィランから襲われ、拘束される事件もあったが、それにさえ強靭な意思で対抗していた。　それがどうだろう。　　攻撃を受けた爆豪は怯むどころか笑みさえ携えて突進する。真正面から左右の手で『爆破』しようとして━━防がれる。するりと懐に入られ、一撃、二撃、三撃。杭を打ち込むような拳を胸に受けた。全てが上鳴、轟戦で使われたハートブレイクだった。　動きが止まったところで回し蹴りをもろに食らう。今度は避けられなかった。　　蹴り飛ばされた相手に向かい、天羽悠が静かに歩み寄っていく。なんの脅威も感じていないのかとすら思わせる、超然とした態度。　　出久は戦慄していた。豹変した天羽悠にではなく、正面から堂々と━━それこそ普段から自身がやっているように力尽くで叩き潰されようとしている爆豪勝己に、言い様の無い感情を抱いていた。　「なんか天羽、戦い方ちがくね？」　「そうだな。今まではもっと……なんつーかテクニカルな感じだった」　　峰田と切島が話している。　確かにそうだ。これまでは足を止めてのカウンター狙いか、機動力を生かした撹乱、奇襲戦法が目立っていた。今のような真正面から歩いていって、敵の攻撃を潰しつつ重い一撃を入れるというのは見た事がない。　　爆豪が"個性"を利用して飛翔した。しっかりと目眩ましをかけ、騎馬戦のラストで見せたような複数回のフェイントを織り混ぜた戦術である。　「爆豪は後半伸びるんだってな」　「え？ ……うん。かっちゃんはスタミナあるし、"個性"も体が温まれば威力がどんどん上がってく。切島君もそれを嫌って━━」　　死角から襲いかかった爆豪の腹に、またも膝が突き刺さっている。落下エネルギーが加わった、凄惨な一撃だ。それだけでは終わらない。一瞬動きが止まった相手の後頭部に、悠はなんの躊躇いもなく肘を降り降ろしたのだ。膝で相手を抑え、肘でとどめを刺す。　一連の仕組みはギロチンのようだった。　『ば、爆豪ダァーウゥンッッ！！ これはちょっとマズイ一撃！ また放送事故かよ！？』　『もう勘弁してほしいな』　　突然の逆転劇に会場がざわめいた。　「あの爆豪が倒れたぞ……」　「天羽、爆豪がヴィランに見えたんじゃねーのか？」　「さ、流石にそれはねぇだろ。なんか怒ってるみたいだけどな」　　切島、瀬呂、上鳴が口々に言い合う。　「後半伸びるのは爆豪だけじゃねぇ。天羽はインチキじみた予測があるから、長期戦なんかやるべきじゃなかった」　「予測？」　「戦ってる最中に動きがどんどん読まれてくんだ。避けたと思ってもモロに食らったり、当てたと思ってもあっさり避けられたり」　　あの準決勝をやった轟の言葉だ。真実なのだろう。騎馬戦の時は四〇以上の人間をまとめて管理下に置いていたのだから、対戦相手の動きくらいは造作もなく予測出来たとしても不思議ではない。　「でも、轟は天羽をボコれてたじゃん」　「あれは心理戦に持ち込んだからだな。俺は炎と氷を全身から出せるし、広い範囲を抑えられた。でも爆豪は違う」　　爆豪の"個性"は強力で応用も利くが、掌からしか放出できない。高い身体能力もあくまで人間の範疇に収まるものだ。悠がこれまで苦戦してきた飯田、上鳴、轟と比較して、爆豪はその強みを生かせていないように見えた。　「なら、このままいけば……」　「天羽が勝つ……？」　　上鳴と切島が興味深そうに尋ねる。轟焦凍は頭に巻かれた包帯を撫でてから、神妙な表情で包帯に触れた右手を見つめた。　「……どうだろうな」　　◇　　頑丈な奴だと思った。既に両手の指では足らないほど強打を浴びせているのに、まったく動きが鈍くならない。逆に殴っているこちらの方がダメージを負っている始末だ。　悠の腕に巻かれた包帯は既に真っ赤に染まっている。左腕の裂傷が開き、右腕の火傷痕も酷い有り様だ。貧血による頭痛と目眩は悪化の一途を辿っているし、鼓膜の破裂がそれに拍車を掛けている。　　対する爆豪はいまだに元気で、先ほど与えたダメージは試合中にも関わらず回復し始めているようだった。　相手は怒り狂った様子で掌から『爆破』の"個性"を放ってきた。　　なんとかなる。一度左に振ってから、素早く切り返す。あの能力の弱点は分かっているのだから、対応に迷いは無い。　だが、出来なかった。足から力が抜け、膝が地面に着く。それでも踏ん張れず、左肩から倒れ込んでしまった。自分の体ではないようだった。　這いつくばる悠の背中を、赤い豪炎が撫でていく。体操着が焼ける匂い。爆風に逆らえず、軽い体が穴だらけのフィールドを転がった。　まだだ。その勢いを利用してなんとか体を起こした。　黒煙の向こうから相手が迫ってくるのが分かった。退いたら場外だ。白線を見た瞬間、ある考えが頭を支配する。　　もう充分やったし、気が済むまで殴った。ここでこのラインを跨いだとして、誰が責める？ このまま踏ん張ったって勝てない。これまでは何とか凌げたが、この状態で続けたら更なる大怪我を負う可能性も大きい。　そうなるくらいなら上手く当たって、場外負けでいいではないか。　これは体育祭だ。普段やっている殺し合いではない。　既に文句を言われない程度の結果は残しているのだ。　「…………」　　煙の隙間、視界の端に観客席が見えた。クラスメイト達の姿も、見えた。　「…………」　　爆豪勝己の姿も見えた。偉くゆっくりだ。全てがスローに感じる。思考の速度が時間を追い越したせいで起きる現象だ。珍しいものではなかった。　(くそ……)　　いつの間にか拳を握ってしまっていた。どうやら自分はまだやる気らしい。呆れた気分になった。　よたよたと歩き出し、腕を引く。近づけない現状、相手から近寄って来てくれるのはありがたい。　爆豪はやはり接近戦にこだわっているようだった。それも僥倖だ。　　大振りの拳。まともに当てる体力なんて残っていない。爆豪がカウンターを合わせようとしてきている。もう、今の身体ではこの反射神経に命中は望めない。相手から当たりに来てもらうしかなかった。絶好の位置へ誘導する。　　遠近感がやられているせいで、近づいてくる相手が巨大化しているように錯覚してしまった。それが何故か無性に苛ついた。　敵はすぐそば。もう当てるしかなかった。　　数は撃てない。急所に捩じ込む。意識を刈り取れ。　　BULLET━━━━　　ブローの最中に拳が加速。避けようとした相手に直撃した。銃声に似た乾いた音が響く。爆豪勝己がきりもみしながらふき飛んでいった。反撃しようとしてきた相手に良く効くデュアル・カウンターだ。　「ぐ……」　　新しい激痛に呻く。見れば、左の脇腹が剥き出しになっていた。『爆破』を食らってしまったらしい。直撃ではなかったが、それでも致命傷だ。　両膝を着く。　向こうでは爆豪が立っているところだった。あちらの反撃でこちらの攻撃がそれたのだ。だから決め手になり得なかった。最後の最後で予測を上回られる。結局これか。　　ここまで来て、ここまでやって、こんな終わり方か。　爆豪が両手で『爆破』をしようとしている。放とうとしているのは大技だろう。このままでは負ける。　「まだだ……」　　観客席を見た。上鳴電気と、轟焦凍と目が合った。また得体の知れない力が体を突き動かす。　無意識に右手を胸に当てていた。　　DR━━　「なっ……」　　違和感。体が宙に浮いている。どこかから干渉を受けているのだ。この付近にいるだろう誰かが細工をしている。　後ろに引っ張られた。爆炎に紛れて、悠は地面を転げ回る。　終わった。既に場外だった。　小さなコンクリートの欠片がパラパラと落ちてくる。倒れたまま、呻く事しかできない。　「なんで……」　　◇　　スタジアム内にはリカバリー・ガールの出張治療所が設けられている。清潔で落ち着く空間だが、やはり雄英校舎内の保健室と比べると幾分か劣るようだ。　そんな事を考えながら悠は目を開けた。今日は何回か気絶しているが、今が一番寝覚めが良い。　左の上腕部には細い管が入れられていた。先進的な医療液が入った点滴用のパックがぶら下がっている。　「おや、お目覚めかい」　　小柄な老婆がその点滴パックを外そうとしているところだった。　「眠っていたのは一時間半くらいですか」　　パックの大きさで時間はある程度わかる。身を起こすと、ベッド脇のエンドテーブルに新品の体操着が畳まれて置かれていた。本日三着目だ。一着目は轟に、二着目は爆豪によって破壊されている。　「そうだよ。閉会式がそろそろ終わる頃かね」　「そうですか」　　真っ白なシーツをどかし、ベッドを降りる。リカバリー・ガールの"個性"を再度━━しかもより念入りに━━使われたらしく、体の痛みは決勝戦の開始前より遥かに和らいでいる。　それでも上着を着込むのに手間取ってしまい、　「おやおや。仕方ないねえ」　「あ、すみません」　　老婆から手伝ってもらう事になった。しかし悲しい事にリカバリー・ガールは悠よりも更に小柄であり、まだ完治からはほど遠い体を折り曲げなければ着せてもらうのは困難だった。悠はあらゆる事を嘲るが、自分より小柄な者の背丈を馬鹿にする事は絶対にしなかった。　「さっきまでクラスの子達が来ていたよ」　「えっ」　　寝顔とか見られたのだろうか。だとしたら最悪である。料金が発生するため、徴収に向かわなくてはならない。　老婆は悠の背中をポンと叩き、静かに言ってきた。　「……つらいね」　「…………」　　たった一言だったが、様々な意味が滲んでくるように感じた。どう答えていいか分からず、　「そんな」　　悠は首を振った。　「ま、今はとことん悩むべきさね。いつかはお前さんだけの道が見えてくるさ」　「…………」　　今度は答えず、悠は立ち上がった。　会わなくてはならない人物がいる。おそらく近くに来ているのだろう。　「ありがとうございました。またお願いします」　「なるべく来るんじゃないよ」

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